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2012年6月12日火曜日

ご苦労さん

今日は、妻の胃廔の手術日だった。

妻はALSを発症して診断下って7ヶ月、病名確定時点では、既に右腕の筋力低下と下顎の筋力低下で嚥下にも若干の障害が見られる状態。

以来、半年以上が経過して、右腕の機能は殆ど失われ、手指が動かせる状態で握力は0
左腕の方も、まだ少し上腕の上げ下げが出来るものの肩より上へは上げられず握力も2kg未満

3月は、一緒に近所のスーパーに買い物にも出掛けたりしたものだったが、4月になって、右足の上げ下げが困難となり、外出はやめていた。

4~5月初旬に掛けての機能評価の為の入院で、主治医から「呼吸機能、体力ともにあるうちに、胃廔を造設してはどうか?」の勧めで、本日が施術だった。

妻も私も、これまで外科的な手術は受けた事が無いので、医療従事者が「手術は比較的リスクは低いから・・」という言葉も半信半疑ながら、「病状が進行したら・・胃廔、遅かれ早かれ・・」お互いに、納得した上で今日を迎えたわけだが、手術には立ち会えなかった自分は、午後からの手術を控えた妻の病棟に、午前中一杯顔を出し過ごした。

昼過ぎになって、仕事の関係で職場に戻らなくてはならなかったため、ドクターと担当ナースに託して職場に戻ったが、術の予定午後3時過ぎは、丁度自分のワークもピークで、「今頃、まな板の鯉のようかもなぁ~」などと不謹慎ながら思いを巡らしつつ、「いかんいかん!!」と仕事モードに集中したわけなんだが、丁度、仕事のピークを過ぎて、一段落した頃(16:40)にドクター・彩 より「無事に済みましたよ」の連絡を受けて「ホッ」と一安心。

術後の本人と替わってもらうと、鎮痛剤と麻酔のせいかハッキリした口調ではないが「終わったよぉ~」の声を聞く。
「うんうん、ご苦労様だったね、頑張ったね」とだけ話し、ドクターと替わり、術後の予定をざっと聞いた。

今夜、仕事が終わったら、また病院に行ってみよう。



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